エダマメ

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おつな姫という品種です。エダマメは鮮度落ちが早く、早朝に収穫した実をすぐに蒸かすと強い甘みが残ります。

スナップエンドウ

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スナックエンドウとも呼ばれますが、正式にはスナップエンドウのようです。秋にまき、冬を越して春に大量に収穫できます。やはりシンプルに茹でるのが一番かと思います。

ソラマメ

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多分ファーベという生でも食べられるという品種です。見慣れたものよりも細長く、小さい粒が数多く入っています。あくまでも“生でも”ということで、やはり茹でた方がおいしいと思います。穫れたての茹でたてはサヤごと食べられます。

アスパラガス

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毎年5月から6月にかけて、毎日数本ずつ収穫できます。トウモロコシ、エダマメとともに鮮度落ちの早いこのアスパラガスのおいしさは、農家ならではの特権です。

ハクサイ

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白菜は3種類作っていますが、見た目ではほとんど区別できないので写真は1枚きりです。中の芯の色で3種類あり、普通の白は耐病60日白菜という何とも素っ気ない名前、黄色のものは黄ごころという品種、オレンジ色のものはオレンジクインといいます。割ってみないとわかりませんね。

ダイコン

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耐病総太東山大根
何とも素っ気ない品種名ですが、通常の青首ダイコンです。葉も大変おいしくいただけます。

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天安紅心
いわゆる紅芯ダイコンです。皮はそれほどでもありませんが、中の果肉はきれいな赤色をしています。

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江都青長
外側だけでなく中も緑色をしているダイコンです。ビタミンダイコンという名前で出ていることもあります。

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紅しぐれ
紫色のダイコンです。紅芯ダイコンと違って中は赤くありません。色はアントシアニン由来、ポリフェノールの一種です。

カリフラワー

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ブライダルという品種です。その純白さがウエディングドレスをイメージしているためでしょうか。さっと茹でると食感が楽しめ、しっかり火を通すと甘みが増します。

ブロッコリー

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緑帝
普通のブロッコリーだと思います。カリフラワーと違って大きな球を収穫したらわき芽が伸びてきて、そちらも楽しめます。

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スティックセニョール
そのわき芽に特化したのがこの品種です。早めに摘芯し、伸びてくるわき芽の方が主役です。茎ブロッコリーなどとも呼ばれます。パプリカと同様、なぜセニョールなのかはわかりません。

キャベツ

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新藍
キャベツの品種には生でおいしいものと加熱しておいしいものとがあるようで、この品種はその両方だということで今年選びました。虫が多いキャベツをこのように無農薬できれいに作るのは、それはそれは毎日大変なのです。

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カーボロ・ネロ
黒キャベツとも呼ばれる結球しないキャベツです。イタリアの品種で、現地ではポピュラーだそうです。寒さに当たると甘みを増し、煮込み料理に最適とされています。

ネギ

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松本一本
この辺りでよく見られる品種です。大きく育ち、味も良いです。ネギは収穫してから土の中で一冬中保存できます。

カブ

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玉波
ごく普通のカブです。生で食べるととってもジューシーです。立派に育った葉ももちろん食べられます。

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飛騨紅丸蕪
赤カブにもいろいろ品種がありますが、牛で有名な飛騨のものです。これは主に漬けものに使います。

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聖護院大丸かぶ
千枚漬けに使われるカブです。これはまだまだ小さい方で、これからの生長が楽しみです。

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あやめ雪
上が紫色、下が白のツートンカラーになっています。最近人気の品種です。

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日野菜
こんなに細長くてもカブです。滋賀の伝統野菜で、漬けものにするのが一般的なようです。これも上が紫、下が白のツートンカラーです。

サツマイモ

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今年は大豊作でした。紅東、金時、パープルスイートロード、安納芋の4種類を作りました。

秋のクリームスープで登場です。

セロリ

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本には難しいと書かれているセロリを毎年種から育てています。パセリやシソとともに残留農薬が多いとされるこの野菜を、無農薬で作る意義がやはりあります。

このセロリは縁の下の力持ち、スープや煮込みの味をしっかり支えています。タマネギ、ニンジンとともに香味野菜のベスト3ですね。

パプリカ

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セニョリータレッド
小型のパプリカです。ここは冷涼地なので、大きなパプリカは色付かないと言われています。スープの具として鮮やかに映えます。

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セニョリータオレンジ
セニョリータシリーズのオレンジです。なぜセニョリータなのかはわかりません。

トウモロコシ

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ゴールドラッシュという品種です。よく「生でも食べられる」という表現がありますが、たいていの品種は穫りたてなら生で食べられます。

これは定番のクリームスープになりますが、砂糖を入れたのではないかというくらいの甘さです。皮が軟らかい品種なので、裏ごしせずに丸ごといただきます。

オクラ

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沖縄の品種、島オクラです。通常のものよりも軟らかく、大きくなっても味が落ちません。夏のタイカレーには必須の野菜となっています。オクラは花もきれいですね。これも食べられるそうです。

トマト

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サンマルツァーノ
最も多く栽培しているトマトです。加熱調理用の品種で、夏に収穫した実をすべてソースにし、瓶詰めで保存しています。ミネストローネやニョッキのトマトソースのベースとなります。

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ルンゴ
サンマルツァーノ種の一つですが、見た目はほとんど変わりません。ルンゴとは英語のロングの意味ですが、特に細長くもなっていません。これもソースにして保存します。

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シシリアンルージュ
一応加熱用の品種ですが、生食でもいけるという触れ込みです。ただやはり加熱した方がおいしく、ナスの味噌煮込みにナスと同量使っています。パスタソースにも最適です。

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オレンジパルチェ
オレンジのミニトマトはオレンジキャロルがありますが、最近栽培し始めた新しい品種です。甘みとうま味が強く、生育も旺盛です。

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キャロルパッション
サカタのタネの新品種です。赤のミニトマトには代表選手のアイコがありますが、アイコが細長いのに比べてこれはまん丸です。耐病性もあるとされています。

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キャロルロゼ
ピンク色で完熟のミニトマトです。味は淡泊です。サカタのタネのミニトマトはどうもキャロルと名の付く品種が多いですね。

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グーズベリー
果物のグーズベリーそっくりなミニトマトです。黄色がかった緑色で完熟しており、見た目とは裏腹に甘みが強く、酸味が弱いです。

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桃太郎ファイト
桃太郎ブランドはいろいろなバリエーションがあるようですが、見た目には違いはわかりません。日本で一番流通しているトマトでしょうか。

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麗夏
数少ない大玉トマトの一つです。巷では王様トマトのブランドで売られています。ガスパチョにはこれを使います。

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アイコ
細長い形が特徴で、最近よく出回るようになりました。安定したおいしさがあります。

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イエローアイコ
アイコのイエロー版です。味はアイコです。

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オレンジキャロル
生食はもちろんん、ソースにするとその鮮やかな色が映えます。これを収穫するときはいつも頭の中で「君はファンキーモンキーベイビー」がかかっています。

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千果
ミニトマトの中で最も一般的な品種と言われています。でも一株で1,000個はできないと思います。

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イエローミミ
地元の苗屋さん曰く、「これが一番おいしい」というミニトマトです。トマトの種類は世界で8,000とか1万もあるそうです。

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パープルミニ
パープルというか黒に近い色をしています。トマトは実にカラフルな野菜で、ほかにも白や緑の品種があります。

カボチャ

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栗坊
空中栽培のできるミニカボチャです。秋冬のクリームスープに登場します。ウリ坊ではありません。

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へそカボチャ
文字通りへそのようにお尻の部分が丸く盛り上がります。秋にクリームスープで登場しました。

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すくなカボチャ
飛騨地方特産の細長いカボチャです。これもハロウィンの時期からクリームスープになります。

ゴーヤー

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苦味の少ないアバシゴーヤーです。食感が良く、生でも食べられます。夏はカレーに入れてもいいですね。

トウガラシ

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万願寺
トウガラシといってもこれは辛くありません。どちらかというとピーマンの延長です。シシトウのように、ごくたまに激辛の“当たり”がないことを願っています。

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スピノーザ
生食用のトウガラシで、これは辛いです。ただタカノツメのようなヒーヒーというような辛さではなく、後味すっきりの爽やかな辛さです。カレーの辛さ調節のため、輪切りを好きにトッピングしたりしています。

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韓国トウガラシ
タカノツメよりもマイルドとされていますが、結構辛いです。焼酎に漬けると辛さが抜けてうま味が残ると聞きましたが、かえって辛くなりました。

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タカノツメ
一般的なトウガラシです。緑から赤へのグラデーションが何ともきれいです。

ナス

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黒福
見た目は千両二号に似ていますが、皮が若干硬く、実もしっかりしています。煮込み料理に向いた品種です。

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京まんじゅう
実がしっかりと詰まっていて、食べ応えがあります。十分加熱しても実が崩れません。煮込み料理には最適ですね。

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水ナス
水ナスにもいろいろ品種があると思いますが、これは不明です。皮が薄く、生で食べられます。いや、食べられるというレベルではなく、生で食べてとてもおいしいです。リンゴのような味がします。

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千両二号
ごく一般的な品種です。変わった品種とともに、保険のつもりで一応育てています。

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長岡長
長ナスにもいろいろと種類があるようです。これは長ナスとしては短い方だと思います。

ピーマン

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ニューエース
肉厚で食感が楽しめる品種です。肉詰めなどにも適していると思います。

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京みどり
こちらの方が甘みがあります。あまり火を通すと良さが損なわれると思います。


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バナピー
バナナのような形をしているのでバナナピーマンです。最初はこうした薄い緑色ですが、やがて黄色、オレンジ、赤と変わっていきます。いずれの色でも食べられます。

キュウリ

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味さんごという品種です。トゲの鋭い品種は流通には向かないのでスーパーなどではあまり見かけません。でも味はこちらの方が断然良いと思うので、毎年種から育てています。醤油漬けにして、カレーのピクルスなどに使っています。

ズッキーニ

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グリーントスカ
一般的な品種かもしれません。スーパーなどでよく見かける姿もこれですね。よく食べ方を聞かれますが、定番は細かく刻んでリゾットに。良いだしが出ます。タイカレーにも欠かせません。

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ロマネスコ
花ズッキーニとも呼ばれる品種らしく、花が立派です。中にムースを詰める料理が有名ですね。実には角があり、傷つきやすいので流通には向かないと思います。株が大変大きくなり、丈は1.5m、葉は直径50cmにもなります。もちろん、実も大きくなります。

ハーブ

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レモングラス
一見とても食べられるような草に見えませんが、これ自体は食べません。代表的な使い途はトムヤムクンに入れることでしょう。このハーブティーはなかなか爽やかでおいしいです。ただ寒さに弱いので、冬越しが課題となります。鉢上げするには大きすぎる株となっています。

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バジル
バジルにもいろいろな種類があるようですが、これは一般的なスイートバジルです。種をまき、初めは大変生長が遅いのですが、夏になるとこのように茂ってきます。通常はジェノヴェーゼソースにして保存しています。

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ローズマリー
この地でローズマリーが冬を越すとは珍しいとよく言われます。品種でしょうか、北風が強く吹くところに植えていても大丈夫でした。パンに練り込んで使うこともありますね。

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タイム
枯れたのではないかと思えばまた生えてくる、たくましいヤツです。背が低いので誤って踏んでしまうこともありますが、その良い香りでそれに気付きます。羊を焼くときには欠かせません。

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セージ
ロースマリーと同様、木のようになります。一年のうちに何回か咲く赤い花がきれいです。これも肉料理に使います。

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オレガノ
種からまいて育ててみました。発芽率が非常に悪く、どうにか2株だけ育ちました。トマト料理との相性がバッチリです。

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レモンバーム
ミントによく似ていますが、その甘い香りが独特です。個人的にはハーブティーにするのに一番好きなハーブです。