作っていて一番おいしそう

時々「お勧めのメニューは何ですか?」とお客さんから聞かれることがあります。正直どれもお勧めなのでメニューに載せているわけですが、思えば同じ質問をかつてレストランでして同じような答が返ってきたこともありました。

ただ、それぞれを作っている過程で「これはうまそうだな」といつも思うのはミネストローネです。使っている食材の数も一番多く、手間も一番かかります。でもそれぞれの味が渾然一体となったスープは、作っている本人がその最中ににやけてくるくらいです。例えば同じ甘みでもトマトの甘み、タマネギの甘み、スナップエンドウの甘みなど、複雑なものなのです。

逆に、素材の数も手間もそんなにかからないのに同じくおいしいと思えるメニューは、ひとえに素材のおかげかもしれません。味付けは塩だけとか、塩と砂糖だけというメニューがありますが、自分たちで食べてもそれだけで何でこんなにおいしくなるのだろうといつも感じています(ちなみにミネストローネも味付けとしては塩と胡椒だけです)。

いずれにしても自分たちを納得させる理由としては、手間暇かけた無農薬の野菜を穫りたてで使っているからというほかありません。
2012年11月23日
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